登下校について(熱中症対策)

少しずつ気温も高くなり、報道等では、熱中症による学校事故も出始めています。また、昨年度、他市の小学校では、登下校の大人が見守れていない状況でマスクを着用したまま熱中症となり小学生が倒れるという事例がありました。特に低学年の身長は、アスファルトからの「はね返り熱」も大きく作用し、自然と体熱が上がり危険が伴います。マスクの中は呼吸により湿り気があるため、からだの水分が不足しているとは感じないままに「意識が薄くなる」危険性があります。また、高学年の「自分は大丈夫」と思う子供ほど危険度が高くなり心配であります。先日行われた学校保健委員会の学校医の先生からも、夏場における熱中症予防の観点から「マスクを外し歩行させる」提言があり、本校では下記のように取り組んでいきますので、保護者の皆さまのご協力をお願いします。

① 6月21日(月)~9月下旬までの集団登校や下校は、マスクを外し歩行します。

※間隔を少し空け、無言で歩行します。歩行中の挨拶をする場面では、会釈とし、校門前でマスクを着用します。(予備のマスクを持たせてください)

② 登校時は、児童玄関でアルコール消毒をして学校に入ります。

③ 体育などの運動を伴う学習は、マスクを外し、間隔をとりながら行います。

※水分補給を十分にとりたいと思いますので、不足しないように調整をお願いします。

➃ 学習後(大休憩)や昼食前は、石鹸での手洗いを徹底します。

➄ 気温30度以上または、湿度80%を目安とし、エアコンを使用します。

※室温28℃以上または、不快を感じる環境の時も使用します。

 

※お子様の様子や健康状態、学校の対策等で気にかかることがあればお知らせください。