「地域とつくる共創プロセス コンテンツ共創ワークショップ」で、6年生が生成AIを使った学習を体験しました。
滑川市の昔の写真を用いて、今と昔の写真を比べ、違いを見つけた後、写真が撮影された場所を探しました。そしてエピソードカードをヒントに、昔の写真に着色をしたり人や車などを追加したりしました。

子供たちは、生成AI を使うにあたり、「生成AI先生」から、生成AI は自分たちの力を伸ばすツールであり、ルールを守って使わなければならないことを学びました。著作権を守ることやコピーをしないこと、人が嫌がるものを作らないこと、AIが作ったものを信じすぎないことを繰り返し教えていただきました。

季節や時刻、雰囲気や追加したいもの等、思い思いの言葉を打ち込み、昔の写真にAIマジックをかけました。自分が作ったものも、友達が作ったものも、写真の著しい変化を目の当たりにして、笑顔や驚きの声が教室中に広がりました。

「橋場をにぎわった様子にしたいから水彩画で温かみのあるものにしたいと思った」「中滑川駅前をもっとにぎやかにしたいと思い、お祭りをしていた様子にしてみた」など、自分の思いを紹介し合いました。

最後の振り返りでは、「生成AIの特徴を知り、初めて使ったので、これからは正しく使いたい」「生成AI はよくも悪くも使えるので、ニュースになっているような使い方はやらない」「貴重な経験になった」といった感想を発表していました。子供たちが作った写真がアプリのコンテンツの一つになるのがとても楽しみです。そしてウェブアプリを使って、校区の様々な場所に足を運び、体験してほしいと思います。ご指導くださったホロラボの皆さん、ありがとうございました。

